Mou Ichido (もう一度)
バイトの面接ばっくれて 雨雲眺めて不貞寝さビールの空き缶で膨れた ゴミ袋で夢も潰れたどっかで諦めていて 無表情に生きているあまりに空っぽすぎて 途方に暮れちまうな彼女が帰って来るまでに 言い訳を急いで思案する何やってんだってしらけて どうでもいいやって居直るそうだこの感じ 今まで何度もあった大事なところで僕は 何度も逃げ出したんだ
昨日から雨は止まない このままでは終わらない敗北 挫折 絶望がラスボスじゃねえ自分自身にずっと負けてきた 勝てない訳ないよ自分なら僕が一番分かってる 僕の弱さなら
もう一度 もう一度 駄目な僕が 駄目な魂を駄目なりに燃やして描く未来が 本当に駄目な訳ないよもう一度 もう一度 僕等を脅かした昨日にふざけんなって文句言う為に 僕は立ち上がるんだ もう一度
ここには希望も救いもない 分かってんならどっか行けよ「昔は良かったな」なんて そりゃ白旗を振るって事どっかで陰が落ちれば どっかに光は射すものどこに立っているか位で 不幸せとは決まらねえ
昨日から雨は止まない でも傘なんて持ってない悲痛 現実 僕らいつも雨曝しでって言う諦めの果てで 「それでも」って僕等言わなくちゃ遠くで戦っている 友よ挫けるな
もう一度 もう一度 馬鹿な僕らが 馬鹿な希望を馬鹿にされてこぼしたあの涙が 無駄だった訳ではないよもう一度 もう一度 僕等を笑ったこの世界にふざけんなって借りを返す為に 僕は立ち上がるんだ もう一度
静かな部屋の中 雨音だけが響いているどこにも行けないのか どこにも行かないのか夢 希望 傷だらけで笑いあう友達 あの子の笑顔 全部ないよ始まりはいつも空っぽ
もう一度 もう一度 押しつぶされる度つぶやいてようやくたどり着いたこの場所に 正解 不正解もないよもう一度 もう一度 あの日離れていった希望にざまぁみろって言ってやる為に 何度も立ち上がるんだ もう一度