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「枯れない花は無い」って「終わらない歌も無い」って仕方なく一人笑ったあの頃の僕を思い出した
少しだけ慣れたこの街は言うほど悪くもないよただ 止まる足を叩き続けてそうやって そうやってここにいる
都会の光がぼんやりと隠すよ 心をぼんやりとおかしいな空がこんなにも遠くにあるのは
まだ僕は夢を見てる誰かも分からない背中を追って
何もかも全部放り出してしまいたくなるような夜は電車に揺られて聞いているあの懐かしい音
軋んだ車輪の泣き声は冬の駅によく響いて本当の僕の泣き声を掻き消してくれた
冷たい風が頬に当たる胸の中に穴を開ける煙草の煙 溶けていく僕はあの頃のままだ
冷たい風が頬に当たる胸の中に穴を開ける煙草の煙 溶けていく僕はあの頃のままだ
何もかも全部放り出してしまいたくなるような夜は電車に揺られて聞いているあの懐かしい音
軋んだ車輪の泣き声は冬の駅によく響いて本当の僕の泣き声を掻き消してくれた
煙草の煙 溶けていく僕はあの頃のままだ