Europe (ヨーロッパ)
君は両手を床につけた居間の吹き抜けの10:00AM革命に揺れるシチューの鍋
こんにちは 僕のいびつなひと砂の上 浮かんでいるのは白い背中やがて世界が君のスカートにのみこまれる日を待っているのさ
君は両手を床につけた暴動に荒れるチョコレート中毒
こんにちは 僕のいびつなひと砂の上 浮かんでいるのは白い背中やがて世界が君のスカートにのみこまれる日を待っているのさ
昼の光が回転している ふたり横たわる床の上を仮死状態の僕らはもうどこへも隠れることは出来ないホルマリン浸けの視界はとても滑稽だよ重力というピンによって地球に打ち付けられた標本のようだ誰か僕らにルールを与えたまえさもなくば錨を巻き付けて深い海に投げ込んでしまえ2度と浮かび上がらぬように
あくる日、着ぐるみのような奇妙な肌を内側から突き放ってやがて人の姿を現したっけやあ、きみはどこからきたんだ?
僕は君のなかへ落ちていった とても深い深いところへ何かの為には生きてはいけないから永久に泥のように微睡んでいたいのだ煙の充満した、汗まみれたこの部屋で目には見えないものをいまにも掴もうとしている本の開いた合図でいろんなとこがいちどに動き始める着飾った人々、溢れる電飾、ばらまかれる小銭のぶつかり合う音ながいあいだ僕ら孤独だったんだ今では人がまるで噴水のように溢れ出しているやあ、みんなどこからきたんだ?
レイトショーを観に行こうぜ鳥の仮面をかぶってさあ僕らはいつまでたっても偽物どこまでいっても名前がない
君の胸騒ぎが本当になるといいな君の胸騒ぎが本当になるといいな君の胸騒ぎが本当になるといいな君の胸騒ぎが本当になるといいな