Gunjou no Tani (群青の谷)
留まることなかれ青い水面に湛えよ永遠に歌え 花の色白い山鳴り 降り積む
嵐の後眩い光を見た薙ぎ倒されたはずの子守唄愛しき星がひとつため息に似た聲を上げる
行かないで 仰ぎ見てもがいても足りないこの腕は守りたい 覺えてるあなたがくれたもの 全て守りたい
山が泣いた上手にあやせなかったりんごの花 桃の香(か)牡丹雪險しき道をひらり踴るように驅けてくだけど
屆かない 掃りたい渦卷いて震えるここに來て抱きしめて 覺えててその目で見たもの 全て抱きしめて
行かないで 仰ぎ見てもがいても足りないこの腕は行かないで 仰ぎ見てもがいても足りないこの腕は屆かない 掃りたい渦卷いて震える
抱きしめて 覺えててその目で見たもの 全て守りたい
悲しむことなかれ手をつなごう ひとつになろう永遠に唄え 君の夢雨色の矢は降り止む