Dobu to kobune to bokura no shinwa (ドブと小舟と僕らの神話)
ぜんぶ売り払い ぜんぶやりなおすこんな気分 はじめてだよ闇夜を歩き 路地裏を抜けて 河で小舟に乗りこむ
喉が乾いて お腹が空く 愛してほしいきっと誰かから 奪ったり 奪われたり意味なく小さな生き物を踏み殺したりする僕らはそんなこどもたち それを愛してほしい
支配される人 虐げられる人奪って 犯して 産んで つくって 暮らす人石の家 王様の人 それを崖から落とす人吐き出すための 抑えるための物語
知らなかったことを見たい それがどんなことでも僕に与えられなかった なにかに触れたい信じるか 否定するかはきっと章の節目で 選ぶ時間を与えられるその時 僕らは…
ぜんぶ見つけよう ぜんぶ見つめようこんな気分 はじめてだよ凍てつく岸で 小舟を下りて 僕は街へと歩いてく