Sumidagawa (隅田川)
面映い思い出一つ 紐解く手が震えています幸せとは つまり つまり あなたのことです古い歌口ずさむたび それと見紛う面影を見るさわれないなら いっそ いっそ 消えてください
日暮れて 連れあう街に蝉時雨繋いだ手と手を離さなきゃよかった僕を支えてくれていたのは いつだって
笑いあう喜びでした 許しあういたわりでした見落としそうな程小さな 特別達でした隅田川花火が咲いて 散るまでには会いに行きます移ろう季節の真ん中で全てが綺麗だった
浴衣帯 盆提灯が照らしだす 朱色の影絵心の中 ずっと ずっと 張り付いてます
変わらない町並みふきだした二人変わっていたのは僕等だけですね日々を鮮やかに変えていたのは いつだって
重ねあう優しさでした 言い合える絆でした忘れてしまう程些細な 特別達でした隅田川花火が咲いて 散るまでには会いに行きます移ろう季節に留る事できないと知りながら
火影に群がる虫として 僕はあなたに焦がれて幼い強がりかなぐり捨てて 素直になれたらそれで良かったんだ
本当に欲しかったのは そこにあった笑顔だけでしたそれだけで僕はどこまでも 行ける気がしてたんだ隅田川花火が咲いて その真下で出会いと別れあなたがくれたその全てに ありがとうって聞こえますか