Mahou kagami (魔法鏡)
たった一つだけ殺めたとしてもたった一つだけ傷つけたとしても裁かれない命がここにあるよこの手の一番そばに
傷つけ合うことはできてもその手は握れはしなくて声はちゃんと聴こえているのに僕の鼓膜は揺れないの
もう少しだけ このまぶたに 載ってていつだってそう 見えるのは一人だけ
もう少しだけ その声 震わせてて「泣きたいのに 泣けぬなら 笑えばいい」
たった一つだけ嫌われたとしてもたった一つだけ裏切られたとしても君を離さない命があるんだよその手の一番そばに
それを守っていけるのかな失くさないでいられるかな失くしたくても無くせやしないよ僕は僕をやめれないの
もう少しだけ このまぶたに 載ってて照らし出しても 見えるのは一人だけ
もう少しだけ その声 震わせてて「泣き出しても 止まぬなら 歌えばいい」
君は君を守れるかな 勇気の使い方が分かるかな君はきっと苦手だから できることは僕も手伝うから
口だけは達者なあいつは きっとね 恥ずかしがり屋だから鏡には映らないけど 向こう側で 君を見てるから
もう少しだけ このまぶたに 載ってていつだってそう 映るのは一人だけ
もしかしてさ あの時の鏡の泣き出しそうな顔した あの僕は