One Light
君が出会った心はきっと一つだって間違いじゃない同じ夢を抱いて道を違えた人を思った野晒しの憧れを掲げて進む荒野
微笑みもその涙もここに捨てて行けないから夏の影を抱いて白く高く名も無き僕と君の旗
まだ果てなく続くこの道の彼方にたった一つの光を千の心で見上げる空を信じてる導く星を東の高みに指し示すよ夢はこの手で叶える
伸ばして落ちた指で奪ったいたいけな地図を翳して木枯らしに背いて汚れてたって譲れぬことここから始まる明日の方へ暮れる大地
零れ落ちて行く筈だった君の小さな溜息を閉じた夜の中に迷わぬように胸に刺して僕は行くから
まだ果てなく続くこの時の彼方に君の微笑みがきっと輝くように絶えざる思いは二人を近くへいつか結んでくれると信じている君の夢見た空
もがいて落ちた指で掴んだ野晒しの憧れを掲げて僕は行ける
まだ果てなく続くこの道の彼方にたった一つの光を千の心で見上げる空は何処までも蒼く連なる叫びの向こうへ続いてる
まだ焼け焦げたままの大地に緑がやがて萌え出ずるように響く歌声遠くへ行けると信じた僕らの名も無き心のままに光の射す世界が始まる